水川あさみが7月期金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)で主演を務めることが分かった。TBS連続ドラマへの出演は、2016年の金曜ドラマ「わたしを離さないで」以来8年ぶりとなる水川が、新聞記者役に挑む。また、謎多き秘書役で玉山鉄二、物語を司る若き政治家役で櫻井翔が出演。同作は、抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書の“得体の知れない不気味さ”に気付いた新聞記者が、彼らを取り巻く黒い闇に迫るヒューマン政治サスペンス。
人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス
同ドラマは、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真が2021年に発表した同名小説が原作。印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集め、未来の総理候補との呼び声も高い若き政治家・清家(櫻井)。そして、そんな彼を支える有能な秘書・鈴木(玉山)。どちらも非の打ち所がなく完璧に見える。
「でも、この2人…何かがおかしい」
そんな2人の奇妙な関係を暴こうと、新聞記者である道上(水川)は、彼らの隠された過去を探っていく。そして、清家が政治家へと昇っていく過程で不審な死亡事故がいくつも起きていたことを知る。それらの事故は、清家に関係している何者かの仕業と思えたが、新たな事実や人物が次々と浮上。そしてそれは、突如事故死した道上の父ともつながっていく。
水川あさみが強い執念で謎を追う新聞記者役に
水川が演じるのは、主人公の新聞記者・道上香苗(38)。異様なまでの探求心で元は社会部の敏腕記者だったものの、あるスクープをきっかけに社会部を外され、文芸部に異動させられてしまう。
そんなある日、未来の総理候補ともいわれる若き人気政治家・清家一郎を取材。しかし道上は、清家とその秘書の関係性に違和感を覚える。
そんな中、同じく新聞記者だった父が、長年追っていた事件の取材中に突如事故死してしまう。その不審な死と、父が死の直前まで取材していた“ある事件”の背景に浮上した人物、それは清家の秘書だった。やがて道上は、「政治家・清家一郎」をめぐる欲望の渦に巻き込まれていくことに。
放送情報
2024年7月期 金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」毎週金曜夜10:00-10:54 TBS系