石原さとみが主演を務めるドラマ「Destiny」(毎週火曜夜9:00‐9:54、テレビ朝日系)の第3話が、4月23日(火)に放送される。
20年の時を超える“サスペンス×ラブストーリー”
石原が3年ぶりの連続ドラマ復帰を果たす本作は、ドラマ「Dr.コトー診療所」シリーズ(2003年ほか、フジテレビ系)、「友情~平尾誠二と山中伸弥『最後の一年』~」(2023年、テレビ朝日系)などで知られる脚本家・吉田紀子による完全オリジナル作品。
横浜地方検察庁中央支部の検事・西村奏(石原)は、中学3年生の時に検事だった父・英介(佐々木蔵之介)を亡くし、それを機に父と同じ道を志す。長野の大学へ進学した奏は、そこで出会った仲間や恋人とかけがえのない時間を過ごすが、友達だったカオリ(田中みな実)の身に起きた“ある事件”を機に彼女の青春時代は終わりを告げてしまう。
それから12年、事件以降姿を消していたかつての恋人・真樹(亀梨和也)と偶然再会した奏は、封印してきたカオリの事件に再び向き合うことに。待ち受ける運命に翻弄される二人を描く、20年の時を超える切なくも濃密な“サスペンス×ラブストーリー”だ。
奏の父を殺したのは、かつて愛した真樹の父親だった?
4月16日に放送された第2話では、カオリ(田中みな実)の十三回忌法要に参加するため長野へやって来た奏が、ふいに訪れた大学の教室で真樹と12年ぶりに再会してしまう。真樹の「会いたかった」という言葉に、奏はこの12年間を思い返してさまざまな感情があふれ出し、「今更会いたかったなんて言わないでよ!」と涙ながらに返すのだった。
その後、弁護士である父・浩一郎(仲村トオル)の前に現れた真樹は、奏の父・英介(佐々木蔵之介)が命を落とすことになった20年前の事件の真相を浩一郎に尋ねる。だが、「くだらない詮索をするのはやめろ」と相手にされなかったことから、「あんたが殺したんじゃないですか、辻英介を」と詰め寄る。そんな真樹の言葉を、その場に出くわした奏が聞いてしまい…という怒涛の展開を見せた。
12年の時を経て思い出の地で再会した奏と真樹だが、大学時代から何も変わらない真樹の佇まいに、視聴者からは「真樹だけ時が止まっているよう」「カオリの事件に囚われたままなのかも」といった考察が。また、奏のさまざまな問いかけに何も答えない真樹に「質問に答えろ」「話通じなさすぎ」と怒りの指摘も相次いだ。
一方、真樹と再会し心を乱されていく奏を見て、プロポーズしたばかりの貴志(安藤政信)が“当て馬”となってしまうことを危惧する声が続出。そんな視聴者の思いを知ってか知らずか、電話越しに「ダメだよ、真樹と会ったりしちゃ」と奏を諭した知美(宮澤エマ)には、「よく言った!」という反応が多く寄せられていた。