4月10日(水)にスタートするドラマ「支配種」の制作発表会見が4月8日に開かれ、チュ・ジフン、ハン・ヒョジュらキャスト陣が登場。“近未来”を舞台にしたSF色あふれる同作の撮影秘話を語った。
ボディーガードが疑惑のCEOに接近する
「支配種」は、大統領テロ事件の犯人を暴くため、元軍人のボディーガード、ウ・チェウン(ジフン)が真相に迫るサスペンス。テロ事件以降、独自捜査を続けていたチェウンは、テロ事件の生存者であるユン・ジャユ(ヒョジュ)がCEOを務め、人工培養肉技術で急成長する国際企業・BF社に潜入。ジャユの懐深くに入り込んでいく。韓国ドラマ「ムービング」(2023年)では初の母親役で注目を集めたヒョジュが、今回はガラリとイメージを変え、ミステリアスな女性CEOを演じている。
会見には、巨大企業・BF社のCEOジャユ役のヒョジュ、彼女のボディーガードとして意図的に近づくチェウン役のジフンに加え、ジャユたちの前に立ちはだかる国務総理ソヌ・ジェ役のイ・ヒジュン、BFの研究所所長オン・サン役のイ・ムセン、そしてメガホンをとったパク・チョルファン監督が登壇した。
チュ・ジフン、全身スーツでVRアクション
2025年末が舞台のストーリーとあって、“AI秘書”や、CGを駆使した3D映像が投影されるホログラムなど近未来を感じさせる仕掛けが満載の本作。会見では、そんなSF色の強いドラマならではの撮影裏話が飛び出した。
アクション演技に定評があるジフンは、序盤からホログラム上の相手と戦うVRアクションなどCGと体の動きを合わせた難度の高いアクションシーンに挑戦している。「SPの最終面接の前に私の身体能力を試す、というシーンがあって、そこで全身スーツを着るんですが、体にぴったりしたスーツだったので、丸裸になったような気分で恥ずかしく、照れてしまいました。何もない状態で全身スーツを着て一人でアクション演技をしたんですが…不思議な気分でしたね。誰かに殴られたのであれば、殴られたリアクションの演技を(一人で)しなくてはいけなかったので」と振り返った。